ひぐらしのなく頃に~祟殺し編

雛見沢村という、全人口2000人くらいの小さな田舎の地を舞台としたオムニバスアニメーション「ひぐらしの鳴く頃に」の第3シリーズ。小生意気なクラスの女の子「北条沙都子」を主役にした物語。この物語では沙都子の「伯父」なる人物が登場する。伯父はかなりの悪党で、沙都子をゴミのように扱う。沙都子の疲弊状態を見て耐えきれなくなった圭一が殺意を燃やし始める。周到な計画で伯父さんを誘き出し、見事「撲殺」に成功。しかし、後に沙都子のためにしたことが、沙都子から嫌われることに発展するというストーリーである。

前2作とはちょっと毛色が変わり、人為的な殺意、つまり恨み感情が強いシナリオである。そのためか恐怖を与える内容ではなく、復讐劇の色合いが濃い作品に仕上がっている。そのため当ストーリーは、前2作までとは違い未知の恐怖ではなく、人を殺めた後に感じるであろうという精神世界の恐怖ととらえることができ、「祟殺し編」というタイトルがついてはいるが、大方は人為的殺人だったと判断できそうだ。ではなぜ「祟り」なのか。確かに殺した後の死体がなくなったり、最後はなぜか突然ガス中毒が発生したとかで村が全滅している。それも圭一が気を失っている1日の間にだ。沙都子の伯父を惨殺した経緯と関係があるかは分からない。問いを残すストーリーだ。

2011年10月26日

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